【FXライブ】週末の150円攻防戦!米住宅着工件数、FRB要人発言など ドル円トレード配信

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ドル円FXリアルトレード実況します。
昨夜発表された米小売売上高と新規失業保険申請件数の強い指標結果を受けて、150円を突破したドル円相場。しかし本日の午前中から、150円台での買いは続かず、現在は149円台で推移しております。この150円攻防戦はどちらに決着するのか!?週末です!いざ尋常に!
米雇用統計や米CPIなど、直近発表された主要経済指標の上振れをうけて、米大幅利下げ期待の後退とインフレ再燃懸念などにより、米国10年国債金利が再び4%に到達しました。CMEのFedWatchツールでは現在、次回のFOMCでの0.5%利下げ織り込みは消滅し、現状維持を10%近く織り込んでいる状況となっており、数週間前とは全く違う相場環境となりました。ドル円相場は149円前後で推移しており、150円という数字もいよいよ現実的に。米小売売上高など、今週発表される様々な経済指標の結果によっては、さらにドル高、円安が加速し、150円を大きく超えていくような相場展開も十分に考えられ、ボラティリティの高い状況が続きそうです。先週は神田内閣官房参与(元財務官)から「為替市場、引き続き高い緊張感を持って警戒続けていく」旨の発言が入るなど、直近の円安を受けた日本政府、日銀関係者の発言にも注目です。
また、最近はイランがイスラエル本土に大量のミサイルを発射したというニュースなどもあり、市場は騒然としました。「戦争の準備はできている」とイスラエルがアメリカに通告したというヘッドラインなどもあり、これから中東が本格的な戦争状態に突入していくかもしれません。イスラエルがいつ、どれぐらいの規模で、報復を実行するのか、アメリカのスタンスはどのようなものになるのか、突発的な続報に警戒する必要がありそうです。本日は、イスラエル首相がイランの原油関連施設を攻撃しない旨の意見を米政府に通達したというニュースなどもあり、原油価格は下落しておりますが、今後の中東情勢の展開による原油価格の乱高下や、物価高を受けた世界的なインフレ再燃リスクも気になるところです。
石破新政権は早期解散を決断し、今月後半には解散総選挙が行われます。アメリカの大統領選挙も佳境を迎えており、日米の政治情勢がドル円相場にどのような影響を与えるのか、緊張感をもって注視していきます。金融政策だけでなく、様々なファンダメンタルズが絡み合う複雑な第四四半期となりそうです。

今日のスケジュール
21:30 米住宅着工、許可件数
22:30 ボスティックアトランタ連銀総裁発言
23:00 カシュカリミネアポリス連銀総裁発言
25:10 ウォラーFRB理事発言

今週のスケジュール
10/14(月) 日本、米国休場、FRB要人発言など
10/15(火) カナダCPI、NY連銀製造業景気指数、米大手銀行決算続々
10/16(水) 英CPI、米輸入物価指数など
10/17(木) ECB政策金利発表、トルコ中銀政策金利発表、米小売売上高、新規失業保険申請件数など
10/18(金) 日本CPI、米住宅着工、許可件数、FRB要人発言など

来週のイベント
10/21(月) 米景気先行指数など
10/22(火) リッチモンド連銀製造業指数、ベイリーBOE総裁発言など
10/23(水) カナダ中銀政策金利発表、米中古住宅販売件数、ベージュブック、ラガルドECB総裁発言
10/24(木) 欧米PMIラッシュ、米新規失業保険申請件数、米新築住宅販売件数
10/25(金) 米耐久財受注、ミシ大確報値など

夏時間は、基本的に毎日20時からライブ配信予定です。

FXファイター尾崎のチャンネル

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